自然の驚異。

  • 2011/04/15(金) 13:50:34

前回の続き...


凄惨な状況の多賀城を抜けて、道路標識を頼りになんとか七ヶ浜にたどり着きましたが、海岸の方へ降って行く道は封鎖されていて入れませんでした。

どこかルートが無いものかと探しながら車を走らせていると、高台にある汐見台南の住宅街にたどり着きました。

その高台から見えた景色が下の写真です。



...信じられない光景です。本当に言葉が出ませんでした。



一瞬にして全てを流し去った津波の破壊力は計り知れません。





そのくせ海は、既に何も無かったかの様な穏やかな姿に戻っていました。


高台から下に降りて行く道を見つけ、降りてみたんですが...



...分かりますか?

手摺が途中から折れ曲がって潰れています。
...と言う事は、津波がそこまで来ていたと言う事です。

生死の境目がそこだったんですね?

そこから上を見上げると、無傷で助かった住宅街が見えます。

そして下を見ると...

...どこまでも続く瓦礫の山。

天国と地獄を一度に見せ付けられた感じで、しばらくその場から動けませんでした。
ほんの僅かな違いが、運命を大きく左右してしまったんです。



...これ、何に見えますか?


池とか、川じゃありません。


...田んぼなんです。

この広い一面が田んぼだったんですが、津波で海水に飲み込まれてしまったんです。
最初、何だか分からずに通りがかった高校生達に聞いてみたら教えてくれました。
良く見ると、押し流されて来た車や家屋が沈んでいます。
先の方では、自衛隊の方が水底に沈んでいる遺体の捜索をしているのが見えました。


自然の力の前には、ちっぽけな人間は本当に無力です。

本当にその事を痛感させられた仙台でした。

でも、ちっぽけな存在でも人間は強いんです。

ちっぽけでも、それが沢山集まれば大きな力に変わります。

国内もそうですが、海外からも本当に多くの支援や義援金が届き、復興に向けて前進しています。

本当に感謝の気持ちで一杯です。

しかし、あまりにも広域過ぎる被害地の復興には、まだまだ時間が掛かります。
その事実をしっかり受け止めて、私達はこれからもみんなで戦って行かなければなりませんね?

みんなで戦いましょう!



津波。

  • 2011/04/11(月) 23:56:25

...あれから一ヶ月が経ちました。

しかし、依然続く余震に東北地方の人達は苦しめられています。
今日も夕方に震度6の余震があり、東京でもかなりの揺れを感じました。

今は復興に向けて全ての人が集中したい時なのに、余震やそれに伴う津波に怯えて暮らさなければならない状況には、本当に歯痒さを感じます。

...震災から5日後、オイラは仙台に居ました。

そこで見た被災現場の写真をここで紹介したいと思います。

何度も何度もTVで報道される被災地の映像は見ていましたが、実際に自分の目で見る実情は、地震の凄さもそうですが、その圧倒的な津波の破壊力の前にあまりにも無力な人間の存在をまざまざと見せつけられた思いでした。

これらは七ヶ浜に向かう途中の、多賀城市23号線沿いの様子です。

車は通行出来る様に整備されてましたが、


それ以外の側道や歩道、居住区域は殆ど手付かずの状態でした。


...行けども行けども、流されて来た車の残骸が続きます。






何をどうすれば、車がこの様な状態になるんでしょうか?


写真からでは伝わりにくいかもしれませんが、本当に酷い光景です。





ちょっと分かり辛いですが、奥に見えるのはセブンイレブンなんです。

この場所を何かで見たな?と思ったら...

TVのニュースで見た、東北放送の記者が直面した津波の映像と同じ場所だったんです。

http://youtu.be/GC7d8SgbTJk


とても衝撃的な映像ですが、津波の恐ろしさが良く分かるので見て下さい。
そして、正にその場所に立ってみて自分でもその津波の凄まじさを感じる事が出来ました。



まだまだ復興には時間が掛かります。

被災地の方々以上に、私達もこの現実を受け止めて、考え、行動しなければいけないと思います。